短期1ヶ月でインストラクター資格取得を目指す、「短期集中全米ヨガアライアンス200時間コース」について、担当のヤスシ先生にその魅力を聞いてみました。

１．「短期集中全米ヨガアライアンス200時間コース」　のズバリ、最大の魅力を教えてください。

１）ニューヨークでの生活が満喫できること
２）ヨガに没頭できること
３）ティーチング実技の時間を多めにプランしていること

２．4週間という集約された時間ですよね？

4週間分のプログラムを机上でプラン化できるとは言え、トレーニングは受講生と講師との共同作業です。実際にトレーニングが始まれば、計画に修正を加えながら本トレーニングのゴールを目指す感じになりますね。昨年の4週間の毎日も自分にとってはチャレンジでしたが、受講される側も体力的にも精神的にもチャレンジだと思います。



３．ニューヨークで学ぶことの魅力は？

外部の一般クラスにも参加することで、様々なタイプのヨガやインストラクターに触れられること。また国際的な視点で現代人にとってのヨガのあり方が実感できるところです。

４．ティーチングを教えるなかで、大事にしていることは何ですか？

僕自身が自分に課していることとしては、自分が理想とするインストラクター像だけに囚われず、その人の個性が活かされるインストラクター像へと導くことです。

ティーチングに求めることとしては、次の3つがあります。
１）生徒さんに対する気持ちが表れたティーチング
２）明確で効果的な言葉選び
３）クラスのリーダーとしてのエネルギー

５．自身がプラクティスすることと、ティーチングすることの最大の違いは何でしょうか？

自身のプラクティスは個人的で、フィジカルな意味でのティーチングの準備にすぎません。もちろん「これをどのように説明するか」「より効果的な方法はないか」などと考えながらプラクティスすることが多いです。



ティーチングがそれと異なるのは、常に相手（大勢の場合もある）を意識すること。他者の為に存在すること。その時のグループのリーダーとしての責任・役割があること。

例えば、陸上競技で優秀な成績を収めた人がその競技のコーチになれるとは限りません。ややドライな表現ですが、ティーチングとは情報を伝え、人の成長を助けるテクニックだと思います。アーサナ（ポーズ）の順番の説明を最低限とした上で、人の可能性を引き出すべく的確なコミュニケーションスキルが必要です。

ティーチングとは相手の経験を手助けする事ではないでしょうか。

６．ヤスシ先生がこれまで印象的だった先生の言葉はなんですか？

自分がインストラクターを続けるかどうかを悩んだときに、「あなたが教えることが、あなたを教えてくれた先生方への最大の恩返しになる」という言葉をかけてもらったことがあります。

７．ヤスシ先生の生徒さんで印象的だった方のエピソードはありませんか？

ティーチングに関してはやや不器用でも、地道な努力を怠らない人が、やがて多くの人の信頼を得、確実に成長されている姿を見ます。

８．ヤスシ先生にとってヨガとは何ですか？

多くを語らない（笑）師のような存在です。何かを訊こうとすると遠くで微笑んでいる気がします。



９．座右の銘を教えてください。　

「私達は得るもので生活するが、与えることで人生を形作る」
ウィンストン・チャーチルの言葉だそうです。

１０．ヤスシ先生のティーチングやクラスには、アートを感じるのですが、ヤスシ先生にとって「Art of living」とは何ですか？

生きている時間を瑞々しくすること。衣食住とは無関係のようで、衣食住の中にも見出せます。

artには芸術・芸術作品・美術品の他に、こつ・要領・手腕等の意味があります。

Art of livingとは、生きている時間を瑞々しくするための工夫だと思うのです。同じ瞬間は二度とないことを意識しながら生きることではないでしょうか。同じ事を繰り返しながら生きているようで、如何にして自動的に過ごさないかという事かも知れません。



料理をするときに丁寧に食材を扱う。
お茶を飲むときにいつもとは違うカップを使ってみる。
定期的に掃除する。
家族や友達とのLINEやメールのやり取りに温かい言葉を意識する。

簡単に過ぎてしまう瞬間に時間をかけることなのかもしれません。

ヨガに関しては、その時々に自分の役目だなと思えることを全うしたいと思います。

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ヤスシ先生のクラスを受けると、思わずおかしくて笑ったり、チャレンジするワクワク感があったり、はっとする言葉が印象に残ったりします。ヨガを通じて、日々の生き方にもインスピレーションを与えてくれるような存在です。そんなヤスシ先生とご自身の可能性を広げてみませんか？

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