撮影モデルを務めたのは、ヨギー・インスティテュートでスクールディレクターを務めるリカ先生と、スタジオ・ヨギーでヨガインストラクターを務めるサヤカ先生です。サヤカ先生は二人目のお子さんが生まれ、産休中でした。
この本のベースとなっているのは、ヨギー・インスティテュートのヨガのティーチャー・トレーニング・コース、略してTTCのテキスト<実技集>。つまり、yoggy yoga(ヨギー・ヨガ)のメソッドとぴったり合致しているのです。ところが、本に収めるためには、そこからポーズの数を絞らなくてはなりませんでした。
どのポーズを、どんなプロセスで本にしよう。監修したエグゼクティブディレクターのキミ先生は頭を悩ませ、全国で活躍するプログラムディレクターやスクールディレクターのみなさんと意見を交わしながらまとめていきました。
立位、立位バランス、逆転・・・というようにポジションごとに分担をして撮影をしていきました。実際のポーズをみながら、モニターでもアライメントの確認をし、写真を決定していきます。「右肩を〇ミリ下げて」というような驚くほど細かい指示によって、ポーズがどんどん洗練されていきます。指示がある前から完成されているように見えるのに、指示で変わったポーズを見ると、ああ、なるほど、もっとよくなっている!と感心することが何度もありました。
次々とこなすハードな撮影なのに、アップをしながらにこやかな笑顔のリカ先生。
サヤカ先生のサポートをすることも。
ぴっしり決まるサヤカ先生のポーズに見とれる一同でした。
予定よりも時折早いペースで撮影は順調に進み、量の多さにさすがに動画撮影は別の日になるかもしれない、と思っていたところ、撮っちゃおう!と。本を買った人がアクセスできる動画の考案と出演はキミ先生。ナオ先生と一緒にプランを練っているところ。
ナオ先生が鏡のようになって。キミ先生は、インストラクションしながらほぼ一発撮りでした。
企画から、準備、そして数日間を撮影を共にしたスタッフのみなさんと、無事撮影を終えた喜びのポーズ。
左から、編集者のKさん、学研プラス(出版社)の彦田さん、カメラマンの山上さん、編集者のWさん、キミ先生、ナオ先生 編集のお二人はとてもシャイなので、お顔&お名前はふせさせていただいています。
全員はそろわなかったけれど、ヨギーメンバーでぱちり。
左から、制作スタッフのしち、サヤカ先生、キミ先生、ナオ先生、ケイコ先生。 ほっとしたのもつかの間。その後、校正という原稿確認作業に追われるキミ先生、ユウ先生でした。
監修をしたキミ先生からのコメントをご紹介します。
『撮影後は、しちさんに加えてユウ先生も尽力いただきました。
インドのスタディコース中も、毎晩深夜まで再校閲に取り組みながらコースの講義をしていたので、インドと日本両方の時間を同時に過ごしている妙な感覚でしたが、‟わかりやすいテキストのような本を作りたい!!”という思いを、インドからもたくさん詰めました。
インドでは、停電で仕事にならなかったり、校閲のための印刷ができなかったり、様々に不便な環境でしたが、しちさんが細やかにいろいろな工夫をしてくださり、足を向けては寝られない人となりました。
赤字を入れるための印刷ができなかった部分は、イラストを描いて赤字を入れるアナログな作業をしたり…。 こんな感じのイラストを描いて、チェックポイントなどを修正しました。
インクもなくなりかけて、紙もボロボロ…不便な環境でしたが、皆さんのお力でなんとか再校閲を終えられました。
この本にご縁にある皆さんが、クラスで行ったアーサナを見直したり、ヨガを伝える立場の方ならクラス構成を考えるのに、お役に立ったらうれしいです。』
たくさんの方の手を経て、おかげさまで完成いたしました! 本書は、ヨギー・インスティテュートの RYT200時間コース の推薦図書になりました。多くのみなさまの元に届くことを願っています。
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