心に届くティーチングのために～インストラクターにとって大切な３つのこと～：ヨギー・インスティテュート

ヨガインストラクターのユウです。私たちインストラクターは、しばしば先生と呼ばれることがあります。

インストラクターとは、日本語にするならば「指導者」なのですが、先生と呼ばれることが多いのは、単にポーズを指導する人という枠を超えて、身体的にも精神的にもインスピレーションや気づきを与える存在であって欲しい、ヨガに広く精通していて経験豊富な人がヨガの先生であって欲しいという気持ちが反映されているように感じます。

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みなさんが過去に影響を受けた魅力的な先生は、どんな先生でしたか？　良いヨガの先生とは、どんな資質を備えているのでしょうか？

私が初めて受けたティーチャートレーニングコースでは、ヨガの先生にとって大切な資質は、１.body：活気に満ちた身体　２.mind：鋭い知性　３.heart：温かい心　だと教えていただきました。その時には、何となく分かったようなつもりになっていたのですが、自分が指導者として経験を積む中で、また、素晴らしい先生方と出会い、その先生方のクラスを観察する中で、ヨガインストラクターを先生たらしめているものは、以下の３つの要素であると考えるようになりました。

１．存在感

この先生に会うと元気になる、安らぐといった存在でポジティブなエネルギーが伝えられるような、他の人に良い影響を与えるようなカリスマ性、内面からの美しさや豊かさを感じる存在感、的確で説得力のあるアーサナを見せることが出来ることはもちろん大切ですが、姿勢・目線・顔の表情、声の質やトーンなどを含めた立ち居振る舞いから伝わる、インストラクターらしい身体性、清潔感などもそうです。

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２．知識と知恵

解剖学の知識をポーズに反映できる力や、ヨガ哲学の精神性を表現豊かに伝える力があること、安全を考慮しながらも、一歩先のポーズに、あるいはビギナー向けにポーズをアレンジできるティーチング技術、その時々の状況に応じて臨機応変に対応できる、あるいは、毎回、クオリティの高いクラスを安定的に提供できるプロフェッショナルリズムがあること。

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３．思いやりと受容力

様々な個性やバックグラウンドを持つ生徒ひとりひとりと、それぞれの特徴を理解しながら人として向き合える、思いやりや温かさを背景としたコミュニケーション力、親切心やポジティブさ、時にユーモアを交えながら生徒ひとりひとの可能性を引きだし、誰に対しても公平な真摯な態度、配慮や気配りができる、愛があるなど・・・目には見えない部分だからこそ、人がもっとも惹かれる部分かもしれません。

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インストラクターだけでなく、企業のリーダーやプロとして活躍している一流プレーヤーやコーチは、上記の１．～３．の資質を同じように備えているのではないでしょうか？

と考えると、心に響く指導のためにインストラクターが備えるべき資質は、実に奥が深い！そう思います。

でも、どの分野であっても、最初から完璧な人、卓越した人はいないはずです。今、一線で活躍しているヨガのインストラクターも例外ではないと思います。最初は誰もが手探りで、失敗と経験を重ねて少しずつ今の地位を築いていったはずです。

けれど、仮に誰かが背中を押してくれたなら、自分の伸びしろを指摘し、アドバイスを受けることが出来たなら、よりスムーズに確実にインストラクターとして自信をもって、デビューし、活躍の場を広げることが出来るのではないでしょうか。

スタジオ・ヨギーは、未来の先生を応援すべく、「yoggy　yoga認定者デビューサポート制度」をはじめました。「yoggy　yoga認定者デビューサポート制度」とは、ヨギー・インスティテュート認定者に対し、インストラクターとしての技術を磨く研修を積むことで、スタジオ・ヨギーでのデビューオファーを保証する制度です。これは、ヨガの理念にも共通する「本来あるよさに目を向けそれを尊重する」というスタジオ・ヨギーを運営するロハス・インターナショナルの企業理念から派生しています。

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