耳鼻咽喉科の石井先生の元には、自律神経の乱れから体調を崩した患者さんが多く訪れます。耳鳴りや、耳のなかの三半規管の不調がめまいの原因となっていたり、自律神経の乱れと耳鼻科は密接にかかわっているのですね。さらにつねに最新医学情報に触れている石井先生は、”筋膜”をゆるめてからヨガをすると、より効果をあげることに気づきます。この本では、解剖学的観点に基づいた石井先生による「筋膜ヨガ」のやり方が紹介されています。いつものヨガとかけ離れているわけではなく、”筋膜”をストレッチするひと工夫が加えられているようなイメージです。
撮影は、青春出版社さんのスタジオでおこないました。建て替えたばかりのピカピカの綺麗な社屋で、お天気もよく、階段に降り注ぐ太陽が眩しかったのを覚えています。
「はいりまーす」ヘアメイクさんが、撮影中、こまやかにヘアスタイリングの調整や直しをしてくださいます。
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ふと振り向くと、カメラマンさんが同じ格好をしていたり。キミ先生が撮影を見守り、撮った傍からこの写真がいいですね、と採用する写真を決定していき、編集者の方が書き留めていきます。その場で生まれるチームアップのおかげで撮影は順調に進んでいきます。手元には昨年末発売になった『いちばんよくわかるYOGAポーズ全集』が。いまでは撮影や本の企画をするときのバイブルとなっています。
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休憩中、陽の降り注ぐ階段にチアキ先生をお連れし、ポーズをとっていただきました。このナタラージャ・アーサナは、踊るシヴァ神のポーズと訳されます。この簡易版のポーズをとっているモデルさんの写真が実際の本の表紙になっていますね。
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本の冒頭には、めずらしく導入が漫画で描かれています。ヨガとの出会い方や付き合い方次第で、ヨガが好きになったり、合わないな、と思ったりするのかもしれません。
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『やってはいけないヨガ』石井正則著/今津貴美(キミ)ポーズ監修/青春出版社
撮影の締めは、みなさんで記念にぱちり。
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左から、ヘアメイクの平塚さん、撮影モデルを務めたヨガインストラクターのチアキさん、青春出版社の編集 村松さん、制作スタッフ しち、カメラマン 小野さん、ポーズ監修をしたキミ先生、著者の石井正則先生。いい笑顔ですね!
この本が売れますように。祈りのポーズ?!
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