Interview

パーソナルトレーニングとグループレッスンでピラティスを教えています【卒業生活躍リポート vol.13 永澤麻里恵さん】

ピラティスを一生続けたいなと思ったときにトレーニングを知った

高校生くらいのころから、1人で地味なトレーニングをするのが好きでした。ひたすら家の階段を上り下りしたり、骨盤の前傾後傾をしたり、一人プランクチャレンジをしたり・・・。 今考えたらおもしろいのですが、トレーニングスケジュールをたてて、それをこなしては一人で喜ぶということをしていました。


そんな自己流トレーニングをしている中、何か将来の自分のために新しいことをはじめたいと思い、「ヨガ」で検索をして、スタジオ・ヨギー名古屋がヒットし、クラスを受講しました。スタジオの空気感、スタッフやインストラクター、すみずみまで掃除のいきとどいた空間に直感で「好き!」と思いました。
初めてのピラティスクラスに、とても難しいと感じて、クラスが終わるころには体も頭もいっぱいいっぱいでした。同時に、これほどまでに体も頭も集中できる時間を今だかつて経験したことがなかったことに気づきました。



その後、一生続けたいな、それなら今から正しいセットアップやアライメントを知りたいな、と思いながらレギュラークラスをひたすら受講していたある日、当時通っていた名古屋スタジオのスタッフの方に、このようなトレーニングがあるよと教えていただいたのがきっかけでスタジオ・ヨギーのトレーニングコースに申し込みをしました。
 スタジオの雰囲気がとても好きだったのと、資格取得後も継続教育制度があるということも大きな理由となりました。

まるで自分の体の説明書のような、解剖学の勉強に没頭。

パワーピラティス・ビギナーマットピラティス・ティーチャートレーニングコース(レベル1 通称PBM)のトレーニング期間中は、解剖学の勉強に特に没頭したのを覚えています。

参考図書の「新・動きの解剖学」はまるで自分の体の説明書のようで、家電やPCの説明書は読むのに、今まで一緒に生きてきた自分の体について、よく知ろうともしなかったんだなと気づかされました。


ティーチングも含め、レギュラークラスやワークショップから一歩踏み込んだ内容を学べてとても満足感のあるトレーニングでした。



パワーピラティス・インターミディエイトマットピラティス・ティーチャートレーニングコース(レベル2 通称PIM)では、ぐっとレベルがあがり、トレーニングが終わり、ホテルに戻って寝るまでの間もスマホの録音機能を使ってティーチングの練習をしたりと、一日中ピラティスのことだけを考える数日間でした。
 トレーニング中に学んだ解剖学やピラティスのメソッドだけでなく、ピラティスさんの思いや哲学に触れられたことはとても大きな経験となりました。

1番の目標は、スタジオ・ヨギーのインストラクターになること

現在、スタジオ・ヨギー神楽坂でスタッフとして働きながら、パーソナルトレーニングを週2コマ、1対1の完全パーソナルでおこなっています。パーソナルをやっていて感じたことは、長いスパンでもってトレーニングをつづけることにより、目に見えてお客様の身体や生活習慣までもが変わるということです。ここの不調を少なくしたい、こんな身体にしたい、といった細かい要望にもできるだけこたえられるのがいいところだと感じました。

また、都内のピラティススタジオで1クラス名前後のクラスを週2回教えています。グループレッスンでは、それぞれのレベルや目的にあわせたクラスづくりの難しさを改めて感じました。物足りない、とも思って欲しくないし、きつかった、、もうやだ!とも思ってほしくなく、絶妙なバランスで調和のとれたクラスをできるようになるのが目標です。

グループレッスンでは、一体感を大事にしています。みんなでやるから楽しく頑張れる、そう感じていただけると嬉しいです。今後もっと担当するクラスを増やしていけたらなと思っています。


今1番の目標は、スタジオ・ヨギーのインストラクターになることです。再度オーディションにチャレンジしたいと思っています!
 インストラクターとしては、ピラティスさんが一生を懸けてつくりだしたメソッドを、なるべくオリジナルに近いまま、これから先の人たちに伝えていけるようなインストラクターになりたいです。

そして、現代を生きる人たちが抱えている色んな痛みや悩みをピラティスを通して楽にしてあげられるようなインストラクターになりたいと思っています。
 

ある1日のスケジュール

6:00

起床、窓を全開にして空気を入れ替えてから朝ご飯をつくります。毎日ヨギーで過ごすようになり、食生活を改善しました!なるべく自分でつくったものを食べています。

11:00

担当しているクラスのレッスン 終わったあと前向きな気持ちになるクラスを 目指しています。

15:30

神楽坂スタジオに出勤 窓があって明るくて、スタッフもみんな家族みたいで とっても居心地のよい環境です。 私のパワースポットです。この写真は、私の中の東京で一番すきな場所、神楽坂スタジオの更衣室のまどです。

21:30
勤務終了、その足でジムへ。 1時間程黙々とパワーピラティスをします。 色んな気持ちがリセットされるこの時間が 1日の中で1番好きです。
23:30
帰宅、就寝。

普段はこんな風に決まったルーティーンで生活していますが、旅行が好きなので、時間を見つけてはいろんなところへ行きます。 先日は新潟にスノボ旅行に。数年前にフィンランドに行ったときは、朝、ヘルシンキ大聖堂のまわりをランニングしました!いつかNYへ行って本場のピラティスを体験したいです!


永澤麻里恵さん プロフィール
ピラティスインストラクター。インストラクター名は、Marie

20歳の頃、ピラティスに出会って以来、回数を重ねるごとに変わっていく自分の体や気持ちがとても嬉しく、こんな素晴らしいものがあるんだと、発信できる立場になりたいと思い、インストラクターを目指すようになりました。 インストラクターとして活動し始めてから、まだ日は浅いですが、レッスンを通してたくさんの出会いがあり、幸せを感じています。自分の体と心をコントロールできるようになれるよう、ただ今勉強中です。


ピラティス歴・学び歴

2015年11月 ピラティス・ベーシック・トレーニングコース(PBTC)第20期 卒業
2016年10月 Power Pilates ビギナーマットピラティス・インストラクターコース(PBM)第6期 卒業
2016年10月 Power Pilates インターミディエイトマットピラティス・インストラクターコース(PIM)第7期 卒業