Interview

【フィリッパ・サッチウェル先生】 今この瞬間を楽しめ!



ボディコントロールピラティスの創始者リン・ロビンソン先生からの信頼も厚く、花形講師として活躍するフィリッパ・サッチウェル先生。

フィリッパ先生の専門分野はなに? ピラティスとの出会いは? ピラティスの魅力はどんなところ? 日々どんな暮らしをしていて、どんなことを大切にしているのでしょうか。14個の質問を聞いてみました。

1.ピラティスと理学療法士、どちらを先に始めたのでしょうか?

1984年に理学療法士の資格を取ったのが先です。

2.理学療法士を志したきっかけはなんでしたか?

ヒトの身体がどのように機能しているのかをより知りたいという気持ちと、ケガや病気から回復するお手伝いをしたかったからです。

3.ピラティスインストラクターになったきっかけはなんですか?

ケガや病気は予防が可能なものが多いと習いました。そして予防は治療より有効な場合もあると。そしてピラティスはこれらの目的(予防)のためにとてもよい方法に思えました。もともと理学療法士の勉強の一環としてボディコントロールピラティスのトレーニングを受けたのが1999年です。



4.現在の住まいの拠点はどこですか?

イギリスのハックルベリーアップトンに住んでいます。イギリス南西部のグロースターシャーにある小さな街です。コッツウォルズの端のエリアで、田舎の風景がとても美しいところです。

5.ピラティスのどういうところが魅力ですか?

人々に姿勢をよくするためのツール与えることができ、腰痛を予防、もしくは腰痛がある場合も対処法を提供できることです。

6.ピラティスインストラクターを養成するときに、どんなことを大切にしていますか?

その人自身がその経験を楽しみ、修了後に達成感が生まれるようにすることです。

7.ピラティスの中でも特に専門としている分野はなんですか?

ピラティスを支えるために理学療法士としての知識を活用すること。

8.ピラティス以外で得意なものを教えてください。

昔は競泳をやっていました。今でも週1~2回は泳ぐようにしています。歩くことも大好きですし、夏の間はサイクリングも楽しみます。



9.尊敬する人は誰ですか?

たとえ意見は違っていても、すべての人に尊敬できる点があると考えていて、それを大切にしています。

10.好きな言葉はなんですか?

カルペ ディエム ‘SEIZE THE DAY!’ (今この瞬間を楽しめ!という意味)

11.好きな休暇の過ごし方を教えてください。

行ったことがない国に旅して、探検するのが好きです。ちょうどキューバに行って、夫とサイクリング休暇を楽しんで帰ってきた所で、昨年はベトナムをサイクリングしました。妹がスペインにいるので、そちらを訪ねたりもします。それから英国内の違うエリアに行くのも好きです。でも時には自宅でゆっくり過ごし、庭のお手入れをしていることもあります。

12.いろんな国、地域で教えていると思いますが、1年をどんなふうに過ごしていますか?

私の仕事は、地元で教えているクラスとティーチャートレーニングの2つに分かれています。ティーチャートレーニングは、昨年はロンドン、日本、カタールと中国で教えました。



13.ピラティスを通じてどんなことを伝えていきたいですか?

ピラティスを練習することで、心と身体の両方からベネフィットがあること。そしてその原則は、スポーツや日常の様々な動きを改善するためにも適用できるということです。

14.これからやりたいことは何ですか?

‘COAST TO COAST WALK’と言われる192マイル(309キロメートル)の道(イギリス北部の3つの国立公園をつないでいる)を歩くことです!

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フィリッパ先生による継続教育ワークショップ開催決定!

2022年2月19日(土)19:00-21:00
Postural Stability and Falls Prevention(姿勢の安定性と転倒予防)

2022年3月13日(日)19:00-21:00
Post-operative Pilates for Hip and Knee Replacements(股関節置換術および膝置換術のための術後ピラティス)