参加者の声


左から、種本さん、鑓（やり）さん、小川さん
男性は、ヨガスタジオに行くのが気恥ずかしいとも聞きます。

小川さん：「朝のクラスも夜のクラスも両方参加しますが、夜のほうが多いですね。自分の体の声に耳を傾ける習慣ができました。夜、寝る前に呼吸を数えるなど意識します。重本さんのヨガは、意外と筋肉痛になります。ヨガ部ではじめてヨガをしたのですが、キープすることすらできなかったです。」

鑓さん：「こんなにつかれるとは思わなかった。だいたいのポーズができない（笑）」

種本さん：「友人がインストラクターなので、その人のおうちとか、公民館でヨガをやっていました。スタジオには通ったことはありません。前やってたからだいじょうぶと思っていたら、けっこうハードで。基礎からやっているとワンランク上のポーズにチャレンジすることもあります。うまくできないときは、先生（重本さん）はやさしく励ましてくれます。

鑓さん：「朝だけ参加する人は、お子さんがいる人など、ママが多いですね。」

小川さん：「朝は普段より早いので、起きれないことが多いです。夜は、クラスを受けたら帰りたいので、ヨガの前にダッシュで仕事を終わらせるなど、メリハリが生まれました。クラスは楽しみです。汗ばんでくることもあるので、ヨガ用のウェアを準備してあります。」

鑓さん：「みんなの要望を聞いてクラスをしてくれています。」

小川さん：「腰が痛い、という人がいるととそれに効くポーズを取り入れてくれたり。」

鑓さん：「肩こり解消、とか。」

小川さん：「ヨガニドラーをこの間初めて受けたんですけど、すごかった！！初めての感覚でした。」


クラスの始まる前に、野坂さんと談笑する重本さん

野坂さん：「ダークサイドのフォースの乱れを整えに来ています。（笑）（スターウォーズ？？）　朝メインに受けていますが、夜も時々受けています。朝ヨガをすると、一日のスタートにいいですね。高校時代の夏期講習みたいに、生活リズムがつくれる感じがします。」

シークエンスはいつ考えている？

ヨガクラスのシークエンス（プログラム構成）を考えるのは、土日や夜、空き時間。毎月テーマを決めてやっているので（今月はバランスのポーズ、というように）、途中は同じフローを使ったり、朝ヨガは夜より時間が短いので、夜用のシークエンスから一部抜粋したりして、短い時間の中で効率的に作れるよう工夫しています。

考えるときは、「いちばんよくわかるYOGAポーズ全集」の本とか、ヨガ雑誌とか、その他WEBに上がっている動画とかブログとか、いろいろ参考にして作っています。でも一番参考にしているのは、やっぱり実際のクラス参加かもしれません。先生のインストラクションとか、フローとか「コレ使える！」と思いながらクラスに参加しています。

そういう意味でも、トレーニングに参加してから通常クラスへの向き合い方が、ただの受け身だったところが、超前のめりな感じに変わりました（笑）

ただ、全部それだとヨガが楽しめないし疲れてしまうことにも気付いたので、何も考えずただの受け身を味わおう、という日も作るようにしています。


みんなでスペースをつくって準備しているところが、部活らしいところ。

ヨガをすることで、働き方への影響は？

「メディテーション・インテンシヴコース（MIC）」で瞑想を始めて深く学びました。瞑想中いろんな考えが起こっても、常に自分の本質に意識を戻すという練習を繰り返すうちに、瞑想をすることによって集中力がついて、仕事にも集中できる実感がわきました。あわてることがあっても、本来の状態に立ち戻れる。それまで、お客さまへのプレゼンの時などには、緊張してあがってしまうこともありましたが、瞑想をしているときの状態を思い出して落ち着くことができるようになりました。

ヨガ部の活動をしていることで、業務をなおざりにできない、ヨガも仕事も両方でがんばっていこうという意識を常に持っています。

今後の活動

今の仕事をやめてまでヨガの先生をしよう、とは思っていません。ヨガをみんなに広める方法は、インストラクターになることだけだとは思っていないので、自分なりのやり方で関わっていけたら、と考えています。メディアを作っている会社にいるので、ヨガのコンテンツやイベントを企画したり、今の仕事×ヨガ　というふうに掛け合わせて新しいことができたらいいですね。

将来、「ヨガは私のライフワーク」と言えるように、何かしらのかたちでずっと続けていけたらいいな、と思っています。

インタビュー前編：「トレーニングを受けてよかったこと」