理学療法士清野先生、ヨガティーチャーヤスシ先生のW講師で開催!
骨格、骨格筋をおさえたら次は筋膜!近年注目されている
”筋膜リリース”。身体の動きや症状を改善するのにとても有効なので注目されているのですが、筋膜に対するアプローチは1870年代頃から存在していました。
筋膜の元々の概念は、1874年にアメリカで発表された「オステオパシー」という徒手療法から派生しています。その後、1950年代にオステオパシーやヨガを学んだアイダ・ロルフ博士が筋膜に特化したアプローチとして、ロルフィングを考案しました。
そのような背景から、治療家の中では筋だけでなく、他の”軟部組織”に対するアプローチも重要であることは周知されていましたが、感覚的要素の高い治療体系であったため、医師の理解が得られず、あまり注目されませんでした。
しかし近年、解剖学者が筋の解剖をする上で特に注視していなかった
”筋膜”が、実は重要な機能を担っているということが明らかになってきました。「ファシャル・マニピュレーション」や「アナトミートレイン」などでの解剖学的知見からも科学的根拠が示されたことで、医師からも注目を浴び始めるようになりました。
つまり東洋医学に見られる、有効でありながらも感覚的で不確かだった”筋膜”に対する治療技術が、最近になってエビデンスが示されてきたことで、再び注目を集めているのです。
このワークショップでは、スポーツ障害など整形外科疾患のリハビリを担当してきた理学療法士の清野浩希先生を講師に迎え、最新の筋膜の知見とともに、ヨガのアーサナに特化した筋膜の学びを提供します。骨格、骨格筋に次いで第三の組織と言われる筋膜について理解を深め、ヨガ指導の上で、安全かつ効果的なアーサナへの誘導するスキルを習得しませんか。
≪カリキュラム≫
1.筋膜の基礎知識(ヨガインストラクター向け)
a.筋膜とはなにか? 解剖学的解説・機能的解説
b.筋膜の機能が低下する要因(日常生活における影響)
c.生活レベルでできる筋膜のケア(筋膜に対するヨガの有効性)
2.ヨガアーサナにおける筋膜のアプローチ(障害予防の観点も含めて)
例:後屈のアーサナ
前屈のアーサナ
肩の可動域
股関節可動域
他
※内容は講座の進行状況などにより変更となる場合がございます。
【こんな方におすすめ】
・ 骨格、骨格筋に次いで第三の組織と言われる筋膜について学びたい方
・ 総合的なカラダの仕組みをより深く理解したい方
・ ヨガ指導の上で、安全かつ効果的なアーサナへの誘導を目指している方
・ 自身のカラダを理解し、可能性を最大限に引き出したい方
・ 姿勢改善のヒントを学びたい方
講師:清野浩希