認定資格インストラクターの活動状況

認定資格取得インストラクターの活動をご紹介します。平日仕事を持ちながら週末にヨガクラスを開催する方、ヨガインストラクターに転身する方、自身や家族のために教えている方など、様々な活動ケースをご紹介します。

インタビュー

幸せのスパイラルを世界中に
広げたい

白石康徳さん

3年前にとても辛いことがあり、人生のどん底を経験しました。暫くしてヨガに出会い、当初はやせたい一心で取り組みましたが 、次第にヨガの楽しさ・素晴らしさに触れて、ヨガを実践することにより自分の心が平穏で豊かになっていることに気付きました。そして、ヨガを通して「人々の健康に貢献し、ヨガの楽しさを伝え、幸せにしたい!」という気持ちが強くなり、インストラクターの道に進むことを決めました。

200時間はインストラクターへの近道

ヨガスクールを探し始め、何校か見学させてもらったなかで、ヨギー・インスティテュートが一番自分に合っていると思い、様子見もあってまずBTC(基礎コース)だけを受講しました。BTCがとても良かったので、200時間コース(インストラクターになるためのセットコース)を完了させようと最短でMIC(瞑想・呼吸法コース)、YAC(解剖学コース)、TTC(指導法コース)を受講しました。200時間コースは、インストラクターになるための近道だった、と感じています。その過程で自分がやりたいこと、目指すべきところが具体的に見えてきて、幅広い年齢層や対象者(会社員、シニア層、子どもたち)にも対応できるように、チェアヨガ、シニアヨガ、キッズヨガのTTCを立て続けに受講しました。

認定試験を受けたのは、TTC卒業後できるだけ早い時期に、インストラクターの仕事を始めたかったのと、ヨギーヨガをスタジオ・ヨギー以外の場所で実施できることで可能性が広がると考えたからです。卒業の1週間後に勢いで受験しました(笑)。試験官だったヤスシ先生のフィードバックが今でも励みになっています。

週末を中心にレッスン開催。二足のわらじで両立を目指す

今は平日、会社員を続けていて、土日を中心にインストラクターの仕事をしています。申請をしたら副業してもいい会社なんです。認定事務局から仕事を紹介していただき、タイミングよくその仕事に就くことができました。月に1回職場でもオフィスヨガをやっていて、そこを通してみなさんもヨガを実践することによってコミュニケーションもよくなっていると感じています。

今後は、ヨガインストラクターの仕事を継続して、広げていきたいと考えています。幸せのスパイラルをどんどん周りに広げていって、世界中に広げたい。そんな壮大な気持ちを持っています。「人々が健康で幸せな気持ちになれば争いは起きない」と確信し、ヨガを広げることで、“世界平和”を目指しています。また、ヨガインストラクターのステータスをもっと向上させて、インストラクターのみなさんが活躍できる場を広げたいと考えていて、マーケットを拡大させるなどヨガビジネスにも興味があります。

瀬戸内寂聴さんのお言葉「何かになりたいというのは、夢ではなく意志です。夢は現実ではないのですから、夢と思っている間は甘い。何が何でもなってみせるぞ、という強い意志が必要です」とありました。その言葉を胸に、当面は会社員との二足のわらじとなりますが、両立できるように強い意志を持って頑張ります!

いろんな職業や年齢の方たちに
ヨガを伝えていきたい

大杉さほりさん

ヨギーに通い始めたころは、それまでずっとお芝居をやっていて、けっこう自分のことを追い込んでしまうので、それをなんとかしたいなと思っていました。自分のことをあまり好きじゃなかったんです。オーディションでは、どうしても見た目の要素が重視されたり、私自身も、「あの子はすごくかわいい」とか、他人と比べてしまい、「自分はまだまだだ」と思って、自分が持ってるものにまったく目を向けられなかった。そんな苦しいことが重なっていたとき、ヨガをやっている友だちから、ヨガいいよ!とすすめられて、ヨガを始めました。せっかく学ぶなら基本からやりたいと、たまたま200時間のコース(インストラクターになるためのセットコース)を知って、受けることになりました。それまでは、ホットヨガスタジオにそんなに頻繁ではないですが行っていました。ヨギーに通い始めてからはロハスメンバーになって、今2〜3年です。

学ぶインプットを経て、伝えるアウトプットで気づく事

200時間コースは、とにかくいろんな知識を体じゅうに浴びた感じがします。BTC(基礎コース)を受けたころは、ヨガを始めてから1年も経ってないくらいのときで、わかんないことだらけ。とにかくインプットすることを繰り返していました。トレーニングが終わって、アウトプットし始めると、「これはこういうことなのかな?」というふうに、あとから気づきが増えたのが面白かったです。今は、私の友だちやその友だち、毎回3人程度の少人数でクラスを開いています。

最初からインストラクターになろうとは、思っていませんでした。でも、TTCの一番最初に、3か月後のイメージを書く「ヴィジョンシート」に、教えられたらいいな、というのは書いていました。まさかそれで本当に教えられるようになるとは…。でもいまは教えている。なんか、私ちゃんとできてる!ていう、自信につながりました。

スタジオに来られない人にもヨガを

これから先、よりいろんな職業や年齢の方たちと、空間を共有してヨガをやりたいと思っています。スタジオに来られない人のために自分が行きたいです。小児科や精神科、海外では刑務所でヨガをしているし、そういうのを日本にも普及させたい、手助けになればいいな、と思います。

ヨガの魅力は、自分のことが好きになれるところだと思います。自分のことを嫌いだと、なにを始めるにも嫌になっちゃいます。でもありとあらゆるものがOKと思える、どんな自分でも今に集中して生きることを教えてくれるので、そこがヨガのすごくいいところ。将来への心配とか、過去の記憶とかにとらわれず、今がんばることをヨガは教えてくれます。それがすごく自分のためにもなりましたし、そういう考えもあるんだよ、というのを、伝えていけたら良いなと思っています。