Science of Yoga: Yoga for Cancer3日間のこのコースは、がん患者のためのヨガ、がん患者をケアする人をヨガでサポートする方法を学ぶコースです。
がんは、日本でも差し迫った問題となっています。ただし、日々の医療の進化によりがんの克服率は増加し、治療中や治療後の人たちにとって、ヨガは良きサポートとなっています。ヨガによりストレスや疲労が軽減し、睡眠や気分が改善するため、がんと診断されたばかりの人や長く治療中の人たちの人生の質が向上します。ヨガのリサーチ(研究調査)は、ただ単にストレスを軽減させること以上にさらに幅広く、もっと重要な効果があることを示しています。
科学的にリサーチされた論文の概要を網羅し、そのインフォメーションを理論や実践に適応させます。ガン治療中や回復中の人たちの異なった必要性を理解し、特定のアーサナのシークエンスを学びます。
模擬クラスを体験し、どのヨガのアプローチが素晴らしい恩恵をもたらし、反対にどのアプローチが危険となるかを学びます。
患者や克服者を身体的、精神的、心理社会的にサポートするためにヨガプログラムは必要とされています。このコースに参加することで、がん患者を取り囲むコミュニティをさらにサポートする準備ができるでしょう。
◆カリキュラム概要◆
【講義】・がんの治療中、症状に対処しつつ人生を謳歌し、力強く生きるためのヨガの効用を知る。ケアする人たちをサポートすることについても紹介。
・最も恩恵を受ける「コミュニティ」がそこにある障害を乗り越えるために、将来的に考慮することについて
・ガンであるときにヨガを行う際の効果的で安全なアプローチのガイドライン
・プログラムの作成や病院内外での実施することに対しての提案 など
【実技・ワーク】・がんでありながらも、心と体のウェルネス(元気な状態)を促進するためのヨガの練習法、模擬クラスの体験
・ヨガのシークエンスやメソッドについての紹介・実践。(研究やリサーチで証明されたもので、実際にがんを克服した人たちの必要性を考慮したものなど。)
※内容は一部変更となる場合があります。ご了承ください。 <受講おすすめポイント>
●ヨガのインストラクター…
ヨガがいかにがん克服者に恩恵をもたらすのか明確に理解し、クラスに組み込むためのガイドラインを得ることができます。
●ボディワーカー・社会福祉士・理学療法士…
がん患者にポジティブな効果を与えるため、自分たちが行うこととヨガを統合させる方法についての情報を手に入れられます。異なった理論のモデルを学ぶことにより、自分たちのスキルを洗練させ、適応させる方法を見抜く力を得ることができます。
●がん克服者たち…
医師らにどんな質問をするべきか、健康になるためのヨガのルーティンを安全かつ効果的にカスタマイズする方法を学びます。
●がん患者の家族やケアする人たちは…
治療中や治療後の愛する家族を、より上手にサポートする方法を学びます。
※このコースは、過去に開催したワークショップ:
【がんサバイバーのためのヨガ~がん患者、友人、家族のためのヨガを知る1DAYワークショップ~】にご参加いただいた方からのお声や、担当講師であるララ・ベヌーシス先生ご本人のご要望から、この度「3日間コース」として、よりじっくり学べる機会として開設されました。
※がんサバイバー(cancer survivors)とは…
がん経験者だけを意味するのではなく、がんと診断された直後から、治療中の人また、その家族・介護者も含めて定義されている。(全米がんサバイバーシップ連合)今日では、がんと診断された人が積極的に生きていく意味で使われることが増えている。
自分が持つ知識を惜しみなく共有してくれる人を求めて
【ララ・ベヌーシス先生】
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