開催地:ニューヨーク(ノーホー)
※現地での宿泊手配は、
ヨギー・インスティテュート事務局にご相談ください。
<タイムテーブル>
■1日目
①10:00‐10:45 講義講義内容:
アーサナやプラーナーヤーマを用い、女性の体の各器官の健康を保つ方法:
*生理のサイクル。
*現代生活やその変化の生理のサイクルが受ける影響。
*閉経になるまでの間、生理のサイクルを正常にして体に調和を取り戻す方法。
女性の人生生理のサイクルは自然なリズムを持ち、そのサイクルは自然のリズムと一致しています。 気分の変動、イライラ、集中できない、偏頭痛、冷え性、ホットフラッシュ(火照り)、胸の痛み、重い出血、これらの症状によってもたらされるフラストレーションについて話し学びます。アーサナやプラーナーヤーマの実践によって、自然のリズムを安定させ、体の器官を回復させし、バランスを取り戻し、再築することができます。さらに、体の器官を安定させ、神経系を落ち着かせ、身体的、精神的、感情的に調和させ、内のバランスを取り戻すヨガの効能について学びます。
②10:45-12:30 実技(ヨガプラクティス)実技内容:アーサナとプラーナーヤーマ
ウォームアップ、立位、逆転、前屈、後屈、ツイスト、ハンドバランス
体を強くするために立位のポーズを用いる方法、立位のポーズを練習するにはどのサイクルで行うことが効果的か、また、座位のポーズはいかに自身を安定させるか、前屈系のポーズをサポートすることで、神経系を沈めることなく脳の鎮静方法を学びます。後屈では、脳や神経系を、逆転のポーズは、体の器官をリフレッシュさせ、ホルモンのバランスを整えることができる理由など各ポーズの効果を学びます。
プラーナーヤーマは、その種類によって女性のリズムに与える効果が異なり、生殖器系器官やホルモンをつかさどる腺に送られる酸素量を増やすことができます。 消化する力を強化し、循環後の体温を上げるようにする呼吸のテクニック、反対に過度の熱が上がる時に体を冷やし、心のバランスを取り戻すような、神経系を落ち着かせるための呼吸法を学びます。
③12:30-13:45 ランチマンハッタンを一望できるルーフトップ(屋上)にて、コロム・ジェイコブソンによる農家からの自然の食材を使ったスペシャルランチ
④14:00‐15:45 講義&実技(ヨガプラクティス)講義内容:骨盤底、その周辺臓器に関する知識、ルートチャクラ、ムーラバンダ
実技内容:骨盤底の筋肉強化や柔軟性をもたらすアーサナやエクササイズ、ムーラバンダ
骨盤底は、臓器をサポートする基盤であり、私たちが根源的に必要とするもの(安全である事、安心感)の基盤となるところです。エネルギー体のルートチャクラにあたり、Moola (ムーラ)とも言われ、骨盤部のベースとなります。
ムーラバンダについてのわかりやすい講義から、エネルギー体と、臓器と脊柱に対してのサポートを活性化させる方法を学んでいきます。骨盤底の筋肉に対して繊細に自覚することを学び、収縮し、拡張する筋肉について学び、アーサナと骨盤底の筋肉を強化し、柔軟性をもたらす方法を織り込んだエクササイズを学び実践します。 またストレスと急迫性尿失禁に関連する、アーサナとプラーナーヤーマで安全にムーラバンダを練習する方法について学びます。 骨盤底のエクササイズは骨盤部の生理機能にバランスをもたらす助けとなります。通常のヨガクラスではこれらのことは教えられませんが、ジェニファーが教える全てのテクニックは、普段のヨガプラクティスの中で用いることができるものです。
⑤15:45‐16:00 質疑応答■2日目
①10:00‐11:15 実技(ヨガプラクティス)
実技内容:ヒップ・オープナー
ヒップ・オープナーを通して骨盤の臓器を循環させ、最適な健康状態を保つ方法、活発にアパーナ・ヴァーユ(Apana Vayu:生命力の下に向かう流れであり、排泄をコントロールする)のバランスを見つける方法を学び、 股関節に深く入り、開くため立位、座位、仰向けのポーズを中心に行います。
股関節のエネルギーは水の質をつかさどり、女性の生理のサイクルは地球の液体と一致します。股関節のプラクティスは自由な流れを生み出し、また自然な下方向への流れと沿った身体的な体の水分の流れを生み出して体の自然なデトックスや活性化を促します。
②11:30‐13:45 料理クラス(シェフのコロム・ジェイコブソンのタウンハウスへ移動)女性の体を改善、維持するためのクッキングクラス。
③14:00‐15:45 実技(ヨガプラクティス)実技内容:リストラティブヨガとプラーナーヤーマ
五感からの離脱(プラティヤハーラ・Pratyahara)
副交感神経を落ち着優位に働かせることで、最適なホルモンバランス、呼吸、消化、循環、免疫系のバランスを取り戻し、維持する方法を学びます。
ストレスや外界からの圧力に対してバランスを取るために内側へと向かうことは、マインドを静かにさせ、内側へとフォーカスを向けることで、すでに内在する力と女性の自然な直感力を上手く統合することができ、それにより自分自身を自覚する意識を高めることができます。日常で起きる様々な女性特有の問題に対処する能力を高め、私たちが女性としてすでに持っている機能性をより高めるためのツールとして、ヨガはわたしたちに大きな希望と明るい未来を与えてくれます。
④15:45‐16:00 クロージング